PEIZO SNAPS

ブログでもやろうかと意気込むが三日坊主が癖の男ブログ

RICOH GR

GRとの出会いはもう20年以上前のこと。

九州旅行に出かけるにあたって、友人から借りたのがGR。もちろんまだフィルム時代のGRだった。写りはシャープで当時の印象は「なんかすごいな」という、何の知識もそれに見合う表現も持ち合わせていない貧相な賛辞しかなかったが良いカメラだったなあという印象が残っていた。その後、GRとの再会はGRDIGITAL2。当時安めの標準ズーム搭載のコンデジを使用していた私にとって、GRDIGITALはとても高価でなかなか手が出せるものではなかったが、中古で手に入れることができた。それ以来、様々なカメラを手にしては手放してきたが、GRシリーズを手放すことはなかった。厳密に言えばGRDIGITAL2の他にGX100やGXRなど使用したが、結局GRの写りの良さに勝る気持ちの揺さぶりがなく、GRを買い戻すようなことをしていた。そしてGRもついにAPS-Cサイズでローパスフィルターレスとなって登場したのだ。

これには惹かれた。買わない理由がない。そして、中古ではあったがGRを手に入れた。センサーサイズの違いは絵の深みに大きく影響する。そしてJPEGでしか撮影しない自分にとっては、撮影後の露出や色かぶりを調整するのに画質の対応力が全く違う。深く重い写真にも、ハイキーな写真にもその場の実際の空気感以上の絵を作り出してくれる。手放せない相棒となっているのだ。

さて、前置きが長くなったが、その大切なGRを、娘が旅行に行くので貸してほしいと言ってきた。断る理由もないので快く貸してやったのだが…。後に娘の夫となる男が落下させて、レンズバリアが半分開いた状態でレンズの出し入れが出来ない状態で手元に戻ってきたのだ。ショック。。修理代は払うからと娘は言ったが、その後結婚が決まりお金に余裕がありそうもない二人に修理代を請求することに気が引けたため、自分で直そうと思いながら、まあまあ、なんとなく時が過ぎていった。

よし、いくらなんでも直そうと思いカスタマーへ連絡、翌日にはピックアップリペアサービスが私のGRを預かって帰っていった。

そして修理代の連絡が… 34000円…  がーん。

中古でGRを買っても同じくらいの値段がするので、だったら修理に合わせて調整もしてくれて完璧な状態で戻ってくるGRを使い続ける方が賢明か。そう結論付けて戻ってきたのが、このGRだ。

よし、撮影再開!と思ったのもつかの間、EYE-Fiカードがない!修理に出す際にカードを抜いたのだが、どこにしまったかわからない。  まったく歳は取りたくないな。

見つけたら撮影再開だ。

 

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ricoh GR

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ricoh GR +GW-3