PEIZO SNAPS

ブログでもやろうかと意気込むが三日坊主が癖の男ブログ

small community のお話

iPhoneSEレベルでもこんなに雰囲気の良い写真撮ってくれた。iPhoneて上手に写真撮るなぁ。

 

朽ちかけた地元の神社で年一回のお祭りがある。周辺の草刈りをして、中をふき掃除して、しめ縄をかけ替える。しめ縄技術も失われつつあり、この神社でのお祭りもあと何回出来るかわからない。

止めると決断すれば、それで終わり。もう二度と実施させることはない。何年続いたのか、100年か200年かわからないけど、そうした行事が終わりを迎えつつある。建物を見るだけで、そのことを実感する。

 

3年間、コロナ禍で地域の行事はほとんど行わなかった。その間、沢山の高齢者が地域から去って行かれた。亡くなったり、施設に入所されたり、子どもの元へ行かれたり。毎年敬老の日にはささやかながら和やかに敬老会を開催してきたが、ようやく4年ぶりに開催することができた。

みんな着実に年を重ねられて、よぼよぼ感が増している。

しかし、驚いたのは、みんなやっぱり歌が好きなんだなってこと。古いレーザーディスクのカラオケセットがあって、ド演歌以外の楽曲はなく、それでもみんな歌う!歌う!

久しぶりに楽しい時間を過ごせてよかった。

 

しかし、みんなの下手っぷりがほんとにおもしろい。お年寄りの方って、気持ちよくなりすぎて、全然伴奏と合わない。伸ばしすぎたり、ため過ぎたり、伴奏はどんどん先に行っちゃう。それでもどこかでつじつまを合わせて2番の頭では揃ってスタートする。みたいな感じ。

おもしろい(は、いとおしい)とご理解を。

そんな秋の行事もまだまだこれから、大きなお祭りがあるし、今年最後の草刈りもまだこれからとなっている。

元気でやり過ごしたいものだ。