Completed moving(引っ越し完了)
8/17のこと。
追いつかない引っ越しの記録はこれで終わり。
作業は8/16に概ね完了したので、8/17は大切な猫様の引っ越しとなった。
本人も猫たちとともに、最後になるので、地元の神社に早朝から参拝に訪れ、引っ越しを報告するのだと。地元の神様なので仕事が上手くいくようにと太鼓谷稲荷神社とともに本人的には大切にしているのだ。
借りていたバンは前日夜中に返却しており、残った荷物を本人の車と、私の自家用車に詰め込み移動開始。こまごまとあったが何とか乗り切ったという感じだ。
この日は夫婦の共同生活最後の日となるので、晩御飯までつきあって、お別れをして自宅に戻った。
これまで24年半にわたる彼女との生活は、結婚時は普通にスタートした夫婦生活だったが、漫画を描くことを仕事にし始めてからというもの、昼も夜もなく描けるときに描き、寝れるときに寝るという生活の毎日。最近では仕事もアナログからデジタルに変わったため自宅にアシスタントを招くこともなくなり、私の負担も少しは軽減していたが、毎日毎日家から出ずに仕事ばかりしている彼女のストレスは計り知れないものがある。以前のアナログ時代は毎日仕事から帰ったら夜な夜な消しゴムや、ネームの書き写し、枠線描き、ときにはトーン作業など手伝いながら、アシスタントが来れば送迎、食事の準備、寝床の世話など、本当に大変な日々だった。
仕事の仕方は変わったが、アシスタントも来なくなり、日々人と直接話をすることがない彼女にとっては、私は貴重な存在であったとは思う。しかし私も毎日毎日付き合いきれないという思いも抱えながら過ごしていたことも事実かな。
これからは、自分で食事の準備、掃除、洗濯、猫の水換え、風呂掃除、ゴミ出しなどなど全て私に頼っていたこと自分でしなければならないわけだが、どうか一人暮らしを満喫してほしい。
この経験も彼女の糧になって仕事に活かすこともできるのだろう。良い方向に進んでいくことを切に願うばかりである。
まあ、孫が近くにいて、頻繁に来てくれるんだから、良いよな。それが目的の一つでもあったわけだし。