腹立つ!Wild boar(イノシシ!!)
週末は自宅周辺私有地の整備に明け暮れた。
畑の多くは、森に還ったり、人に貸したりしているが、自宅近くはさすがに自分で管理しなければならず、悩みの種だ。野菜や花を作付けするには広大すぎてサラリーマンが片手間にするには、職業レベルでしんどい。両親は果物の木でも植えておけば将来勝手に実って食べたければ食べればいいと、みかん、柿、栗、いちじく、すだち、レモンなど植えておいてくれて、良く実った年にはその恩恵に預かっているが、きちんと管理していないので、病気が出たり、収穫しないうちに熟して落ちたりで、結論として管理しきれていないのが現状だ。
最近の悩みの種はイノシシだ。畑に入ってミミズを掘り出して食べようよしているのだろう、そこかしこに大きな穴を掘っている。写真では穴の深さがわかりにくいが、深さ30~40センチくらいは掘り起こしているのだ。全て鼻で掘り起こしているのだから、すごいパワーだなと感心もするが、とにかく腹が立つ。
一つひとつトラクターのロータリーで潰していくのだが、穴が深すぎてトラクターに乗っていても穴にタイヤを踏み入れる度、上下左右に激しく揺られながらの作業だ。電柵を張るなど対策が必要になってしまった。余計な手間を取らせやがる。
ほんとに腹立つ!!
結婚したとき、二人で住み始めた家だ。畑から見下ろす位置にある。今は空き家にしているのだが、空き家バンクに登録済。誰も借りたいと言ってきてくれない…。
数年前まで家の下の草を刈り、その下の田んぼも作っており、きれいに整備していた。もはや手が付けられないほど草で覆われてしまったのだ。
デカい穴が見えてきた。
うお!近くで見るとかなり深い!
写真の家は我が家ではない。
この家のおばちゃんは「毎晩出てきて掘りよるよー」と教えてくれている。
どの家庭も写真のようにトタンで柵をして家庭菜園を守るのだ。いや、家庭菜園どころか、家の敷地をぐるっとトタンで囲んで、もはや、人間が柵の中で暮らしているのだ。
なんとかならないものかなぁ。