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ブログでもやろうかと意気込むが三日坊主が癖の男ブログ

世界遺産:石見(大森)銀山へ

世界遺産に登録された後、交通のアクセスもよくなって、私的には訪れやすくなった最も近場の世界遺産です。

ここの街並みを歩いて写真を撮るのが好きですね。オールドレンズを使用してノスタルジックな雰囲気の写真を演出したり、FUJIFILMのフィルムシュミレーションに良くマッチする街並みで、大好きな場所です。

ひな祭りや端午の節句の時期には古いひな人形や五月人形、兜などが道路の表に面して飾られたりしますので、その品がいつ頃の物なのかなぁと、思いを馳せるだけでも楽しいですね。

今回訪れたのは、4月9日のことですが、さすがに段飾りのひな人形はみられませんでしたが、一部残っていたり、端午の節句への飾りがすでにされているなどしたので、楽しむことができました。

ginzan.city.oda.lg.jp

FUJIFILM X-E4

人口400人の町だそうですが、Iターン者が多く、子どもも沢山います。町のみんなが集まって写真を撮ってカレンダーにしているようですね、子どもから高齢者まで、楽しそうに集っていて、同じ過疎の町で暮らす私からするとうらやましくなる写真です。

FUJIFILM X-E4

街並みの入り口昔ながらの川と橋がかかり、そこから大森の町並みへの入り口となります。歩いても往復できますが、貸自転車もあるようです。

FUJIFILM X-E4

川まで降りてみると、清流に心まで現れるようで、本当に自分の子供の頃を思い出すようです。

SONY α7Ⅱ takumar55mm

街並みを歩いていると、子どもをモデルに何やら撮影をしていました。家の前の水路にも水が流れていて、その周辺には花が植えられていたり、凄くミニマムなノスタルジックをそこかしこで感じることが出来ます。

SONY α7Ⅱ takumar55mm

SONY α7Ⅱ takumar55mm

FUJIFILM X-E4

立ち並ぶ家屋は築何年になるのか不明ですが、街並み保存を意識されていることは間違いないと思います。でも大正、明治、あるいはそれ以前かと思われる街並みのそこかしこに、ほっこりと楽しめる置物がされていたりします。

 

SONY α7Ⅱ takumar55mm

www.gungendo.co.jp

大森町にIターンで移住される方が多いのには、この街で暮らすというライフスタイルを好んで移住される方が多いようですね。この群言堂というお店をサイトで見てみるといろんな考え方で様々な取り組みをされていて、本当に感心します。街並みをただ歩いているだけでは気付きにくいですが、掘り下げてみるとなかなか深いですね。

 

SONY α7Ⅱ takumar55mm

SONY α7Ⅱ takumar55mm

他にも雑貨屋さんなど何店舗か興味をそそられるお店がありますね、行列が出来るパン屋もあります。

 

このように季節によって門を開け、縁側を開けて大切な品を展示されています。街並みのどこに飾られているか、探すのも楽しみです。(もちろん敷地に入ったりのぞき見するようなマネはしてはいけません)

 

SONY α7Ⅱ takumar55mm

FUJIFILM X-E4

自動販売機も街並みの景観を壊さないように、ごらんのように溶け込ませてあります。

FUJIFILM X-E4

住人の方々は日々観光客を迎えてこの街並みを楽しんでもらえるようにと、こうして手入れをしておられるのですね。

SONY α7Ⅱ takumar55mm

手の届く場所に、人の手によって丁寧に手入れされた家屋、植物があり歴史まで感じさせられる。

そんな大森銀山の営みをこれからも応援したいと思いました。

FUJIFILM X-E4

元気に遊ぶ子どもたち。

FUJIFILM X-E4

家と家の間の草むらで猫を発見!速攻で逃げられましたが、上手く撮ってやりましたわ!