Memorial photo（オリンパスペン EED というカメラについて）
10年以上前に、オリンパスペンEEDというハーフサイズフィルムカメラを所有していました。確か山口県内のキタムラに中古の良い出物があって、購入した記憶があります。実際操作上の不具合は特になく、楽しく使用しました。
しかし、この当時のこうしたカメラには、まあ今もそうかもしれませんし現代カメラの方がよほど複雑なのかもしれませんが、それなりに使用上のルールがあって、所有していた当時は理解して使っていましたが、どんなルールだったか、ここで記録できるほど記憶に残っていません。
したがって、以下の記事を引用させていただきました。
読ませていただくと、ああ、そうだったなあと懐かしくなりました。
このカメラも私の年齢とさほど変わらない時代の物なので、それなりの経年物ですが、レンズもシャッターも、特に不良個所がなく元気に動いてくれていたことはとても良かったし、このカメラにしても、その他ペンタックスの古いマニュアルカメラなど、使ってみたくなったものが、自分の年齢とさほど変わらないカメラばかりなのが、本当に不思議です。日本を支えた高度成長時代の産物として大衆向けに形のなったものへの魅力とでもいえるのでしょうか。わかりませんが、きっと当時も様々な革新的な技術が次々と新しいカメラにつぎ込まれていたんでしょうね。（何かのドラマの見過ぎかな）
さて、では写真です。
まずはモノクロ写真から。
健在だったころの「ここあちゃん」です。
バーニーズマウンテンドッグという、珍しい犬種？と思いますが、この犬種にしては奇跡的に14年？だったかな、長生きしてくれて一緒に暮らしました。これはお座りを命令されて、座っているふりをしているここあちゃんです。
季節外れですが、あじさいです。
今ならパソコンで露出やコントラスト、シャドウの調整次第ですけど、葉の質感などきれいに表現されていると思います。
これこれ、私が妻の仕事の手伝いをしているところです。まだ紙に漫画を描いていたころのこと、こうして烏口ペンにインクを含ませて枠線を引いていました。絵と重なるところをは抜かないといけないし、交わるところをピシッと交わせないと叱られるし、素人にはなかなか大変な作業でした。（もうパソコン作業なのでしていません）
さて、次はカラー写真ですが、ポジフィルムを詰めてクロスプロセス現像をしたものから。
ハーフカメラとはつまり、普通の横長の写真サイズを半分にして映すので、基本的に縦写真になるんです。なので、上のモノクロ写真も次のカラーも縦写真ですが、カメラを縦に構えて撮るのではなく、普通に構えるとファインダーの中で見える枠が縦になっていて、そのまま写るのです。上の３枚が真ん中で区切られているのは、ネガをスキャンするときに、普通サイズでスキャンしたものをそのまま保存したために真ん中が区切られているということです。でも、これを利用して左右対比するような写真を撮影するとおもしろいです。
次の写真はカメラを縦に構えて、わざわざ横写真を撮影すると、こうなります。
いまでもハーフカメラで写真を楽しんでいる人はたくさんいると思います。いろんなハーフカメラの中でもこのEEDはレンズも明るくて自動露出が効くし、このカテゴリのカメラの中では良いカメラだと思います。
楽天市場に中古商品発見！（いつまであるかわかりませんが…）
あと、とっても趣味の世界なので、万人にお勧めできるわけでもありませんが…。
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