PEIZO SNAPS

ブログでもやろうかと意気込むが三日坊主が癖の男ブログ

Living alone(4カ月)vol.7 GO TO トラベル??

妻は現在一人暮らしをしている。

高校卒業して、翌年には私と結婚したため、一人暮らし経験がなく、というか、ほぼ社会人としてのキャリアを積まずに専業主婦になったため、一人で自立した生活をしてみたいという思いを抱えたままだった。子どもの自立を機に、と言いたいがそれはまだなのだが、一足先にその夢を叶えた。

 妻は結婚した頃から本格的に漫画を描き始めて同人誌を作り、県内、県外の同人誌即売会に参加するようになった。同人誌のほか、便箋やラミネートバッチなどを夜な夜な手作りで制作し、沢山の人に買っていただいた。

私はそんな世界とは無縁の人だったので、ある意味新鮮で、彼女が描いた絵をプリントアウトしてラミネーターに通してキャラクターをくりぬいてバッチをつくったり、便箋を袋詰めしたり、もろもろ楽しく下働きをしてイベントへの送迎役も担った。

次第に大きいイベントにも参加するようになった。いわゆるコミケ(夏コミや冬コミ)」だ。県内や広島などの中小イベントには参加することが少なくなって、東京、大阪、もしくは委託販売で同人誌を売るのみになっていた。コミケに参加することが東京への目的の一つではあったが、それよりもディズニーに行きたい思いが強くなり、子どもも次第に手がかかるようになり、同人への情熱は少し冷めていたのだと思う。

二人目の子どもの出産を機に、妻はペンを折ろうとしていた。

 

暮れも押し迫った2002年12月、「2002冬コミ」が開催され、出産したばかりの妻に代わり、私が会場の妻のスペースの椅子に座っていた。多くの人が妻の本を買ってくれた、その中の一人が後に妻の担当となったとある出版社編集者だった。

当時の同人誌には、奥付に住所氏名、連絡先を明記してあったと思う、今ならちょっと考えにくいが、まだそんな時代だったのだ。

編集者から妻に連絡があり、結局妻は職業漫画家としての道を歩み始めたのだ。

 

さて、本題、そんな妻の漫画家友達が千葉からGOTOトラベルで遊びにきた。

この時期に!?と思われるでしょう、確かにそう。でもそれを決めたころにはまだ、コロナ第3波の足音はなく、いけるかなて感じで決めたのだと思う。

その後第3波がきて、来るのやめてほしいなーーと、妻は思っていたが、きっぱりとは言えず、彼女は来た。そして無事帰っていった。(かどうかはわからない)でもそのおかげで、しばらく私は妻の部屋にいくことはない。(結局毎週のように行ってるんだから、いいでしょ)

そんな彼女たちの足取りを追ってみよう。

 

到着した日の夕食は市内のお寿司屋さんで「出船寿し」という。まわらないお寿司屋で、以前から妻が行ってみたいと言っていたお店だ。

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出船寿し

出船寿し - 出雲市/寿司 [食べログ]

 

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妻は日本海側の人ですから、どちらかというと赤身、いわゆるまぐろを苦手とする彼女ですが、初めてまぐろを美味しいと思った!という感想に私は唯々驚いた。それくらい美味しいまぐろだったのだろう、近いうちにおごってもらおう。

さて、次のお店はどこかわからないが、なかなかインパクトのある写真が送られてきた。

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ドスン!よく見ると、めちゃくちゃ美味しそうだ。ここもいつか連れて行ってもらおうっと。

 

さて、宿泊先だが、出雲湯の川温泉「松園」ここはすごい!

 

www.shouen.jp

こんな温泉宿があるのか。

公式サイトにあまり外観写真がないんだけど、彼女たちが宿泊したのはこんな建物で。

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湯の川温泉 松園

でも中はこんな感じ。

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すごいですねえ。いにしえの暮らしと現代がシンクロする空間だそうで、コンセプトとしては以下のとおり

神庭・荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡にほど近い「湯の川温泉
歴史と謎に包まれたこの地に、古代の暮らしを再現した高床式の宿泊棟、
現代に蘇る いにしえ人の古代食、伝説の八上姫が癒された美人湯…
自然を友とした、昔人に触れる浪漫の旅へ―

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そして、食事もいろんなバリエーションがあるみたいだけど、彼女たちはシンプルに懐石を選んだようだ。

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山陰への旅は日本海のおいしいお魚がメインで、のどぐろ料理がおすすめ、秋からは松葉ガニの時期で、堪能していただきたいものです。

その他、いくつか観光名所や神社などをまわり、友人は帰路についた。

そんな漫画家二人旅、何事もなかったかどうかは、概ね2週間経ってみないとわからない。私と娘はしばらく妻の部屋を訪れないことにする。

島根への旅の参考にしていただけたら幸いです。(読み返すと参考になるほど観光地の情報がなかったですね、すみません)

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