PEIZO SNAPS

ブログでもやろうかと意気込むが三日坊主が癖の男ブログ

Memorial photo 「秋」(FILM CAMERA)

f:id:pandago:20201016134100j:plain

Vivitarウルトラ 22mmワイドレンズフィルムカメラ

季節に合わせて昔懐かしい写真を投稿。

Vivitarはネットでそのトイな移りが秀逸と評判で、初めて購入したいわゆるトイカメラというものだ。このカメラにFUJIFILMの「natura1600」を詰めてこの年の秋を切り取った。この1本だけなので、大切な思い出になってしまった。

あるサイトで検索したら、VIvitarは4000円で出品されてるし、natura1600も生産終了で入手は不可能となっている。この頃、同じトイカメラの王道ともいえるLOMOも購入してこれはかなり使い込んだのだが、楽しんだものだ。思えば最もトイカメラが楽しく、手軽に楽しめる最期の時代に少しでも触れることができたことはよかったと思う。もはやフィルムは種類が激減して高額になっており、簡単に手が出せないのが実情だ。

 

 写真というのは、撮影してその場で見た印象も大事だが、数年経って見返して何とも言えない思いに駆られるものがある。撮ってよかったと思うし、今の時代だからデータで残せているのも良い時代になったものだと思う。

f:id:pandago:20201016140333j:plain

Vivitarウルトラ 22mmワイドレンズフィルムカメラ

ほぼ何も写ってないも同然だが、小さく夕日が見えるので、それを撮影しようと思ったのだろう、周辺減光が味だし、鳥を捉えたのも味が増してると思う。地元の夕日スポットだ。今のカメラで撮影すると、次のようになる。

f:id:pandago:20201016140941j:plain

α7Ⅱ+takumar28mmf3.5

ボディは現代の素晴らしい技術の塊だが、レンズは50年前のもの。現代のデジタルカメラとセットで使用すると、写真のようにフレアやゴーストが現れて、しかもどういう角度で現れるか調整しながら撮影することもできる。フィルム時代にはできなかったことでこれも味だと思ってる。これがたまらなく好きなのだ。だから28mmと55ミリのオールドレンズばかり使ってる。結局こういうのが好きなんだなと思う。

 

f:id:pandago:20201016141706j:plain

Vivitarウルトラ 22mmワイドレンズフィルムカメラ

真っ白で満開の蕎麦の花。天候に左右されやすい蕎麦の栽培だが、この年はきっと豊作だっただろう。(台風が来れば一発でアウトですが)

 

f:id:pandago:20201016141858j:plain

Vivitarウルトラ 22mmワイドレンズフィルムカメラ

f:id:pandago:20201016141916j:plain

Vivitarウルトラ 22mmワイドレンズフィルムカメラ

f:id:pandago:20201016141938j:plain

Vivitarウルトラ 22mmワイドレンズフィルムカメラ

f:id:pandago:20201016142434j:plain

Vivitarウルトラ 22mmワイドレンズフィルムカメラ

f:id:pandago:20201016142453j:plain

Vivitarウルトラ 22mmワイドレンズフィルムカメラ

さて、この写真、実は12年前のものである。

こういう写真を見ていると、もう一度あの当時のカメラを引っ張りだしてフィルムを詰めてみたいなあと思う。というか、Vivitarに関しては、こんなに高額で貴重なカメラになると思ってなかったから、適当にどこかにやってしまった可能性あり………探してみようっと。

最期に当時の子供たちの写真を。同じカメラで同じ時期に撮影したもの。

f:id:pandago:20201016142908j:plain

f:id:pandago:20201016142923j:plain

ねえちゃんに取られた自転車を取り返して、もう貸さないからなーって、言っている息子。(あの頃がやっぱりかわいいなあ