PEIZO SNAPS

ブログでもやろうかと意気込むが三日坊主が癖の男ブログ

10月のSNAP

なかなか、土日にゆっくりできないので、早朝と夕方の散歩(と言っても歩かない!熊やイノシシが怖いから)でじっくりと写真を撮ることができない。

先週末は朝に少し余裕があったので、久しぶりに私にとって「大切な山」へ上がって(車で)撮影した。

ここは、夏にはひまわり畑になって地区内外から1000人以上の人が鑑賞しに訪れてくださる、隠れたスポットとなっていて、ひまわりが終わると、地区の高齢者の皆さんが蕎麦を栽培している。こうしたことには、長い歴史があっての現在のかたちになっていて、またの機会に書き記したいと思う。

夏のひまわりを栽培するようになって数年経ったが、最初の年は本当に見事なひまわりが咲いた。ある夏の夕方、ひまわり畑の向こうに大きな虹が出たときには、焦る気持ちをおさえながらなんとか手持ちのiphoneで撮影して、市の写真コンテストに応募した。

見事に入選を果たして、1万円分の名産品(www)をいただいた。

 

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今にも消えてしまいそうな虹をを追いかけるように撮影した

地区のある人が言っていた。

「わしはこの場所が好きだ。なんかむしゃくしゃしたことがあったら、ここに来て山を見るんだ、そしたらなんか、気分がすっきりする」と。

決して雄大な山々に囲まれているわけでもないのだが、この何もない地区の中ではアクセスも含めて良いスポットなのだ。

私にとっても、小さい頃から家族と、この山に切り開かれた畑で作業をしてきた、遠い記憶が蘇る場所なのだ。地区の高齢者の皆さんは今のところここを荒らさずに維持していきたいと思っていて下さるので、本当に感謝しかないのだ。

自分も協力しなければと、思う。

最近は天体写真を撮影する方々が、特に流星群が見られる日には何人か訪れているようだ。周辺に街灯や住宅の明かりが一つもなく、完全な暗闇となるため都合が良いのだ。しかも比較的アクセスしやすいため、重宝されているようだ。それもまた良いことだと思う。

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