Cooking focaccia
夜中３時。妻が仕事部屋から帰ってきて、いきなりフォカッチャを作ると言っている。
寝ぼけながらその声を聞いていたが、今日から夏休みに入る息子をたたき起こして付きあわせようとしているらしい。かわいそうに…。
一応眠っている私は今日も仕事なので、起こしたらいけないかなという、心遣いをしてくれているようだが、無傷ではやり過ごせないのはいつものこと。
キッチンの片付け方が気に入らないらしく、激怒りモードで叩き起こされてしまった。これだから一人で暮らしたいんだ、誰にも迷惑かけられたくないなどと、しばらく毎度お馴染みのお叱りを拝聴した。４時くらいだったろうか、やれやれ…。 ごめんねと謝ってまた寝かせてもらった。
再び起こされたのは６時前、予定の起床時間よりも３０分程度早く起こされて、フォカッチャに使おうと思ってた手作りバジルソースはどうしたと詰め寄られる。それはいつまでも冷蔵庫に入れてあったので、もう先日食べましたと答えると、いつ？何に使った？作ったのは私なのに、なぜ私に言わない、報告しないのかと。…知らんがな。いつまでも食べそうにないから食べたんです。
そんなやり取りを終え、フォカッチャが上手く出来上がったので上機嫌になった妻と二人で朝食を取り、私は出勤したのである。息子は疲れ果てて眠ってしまった。
妻は今日も元気だ。
ピザとの違いがよく分からない。生地の作り方がピザでもなく、パンでもなく、フォカッチャなのかな。その上に乗せたのはバジルソース、ポテト、ベーコン、シュレッドチーズ、トマト、パルメザンチーズだったかな。妻が購入した小麦粉が沢山ある。これ、新居に持って行っても一人ではとても使い切れないような気がする。そうかといって、残されても私は小麦粉を大量に使う料理をしない。さてどうするのだろうか。
妻のお気に入りのオーブンの中でおいしそうに仕上がったフォカッチャ。
